2007年06月19日

働きやすい職場とは #1

この記事はスポーツJ 4月13日号の”BIZ X BIZ" に掲載されました。

2007年の Fortune Magazineによる「100 Best Companies to work for」のtopに輝いたのはマウンテンビュー市にあるGoogle社でした。
2位は去年の1位だったGenentech社でこの会社はサウスサンフランシスコにあります。

Google社では社内11カ所にグルメカフェテリアがあり社員すべてにFree Mealが提供され、Swimming Spaが完備され,また社内では無料のドクターサービスを受けることができます。エンジニアは自分の時間の20%をIndependent Projectに費やすことを奨励されています。こうしたすばらしい職場環境で働くことを希望して毎日1300通ものレジメがGoogleでの職を求めて届くそうです。

またGenentech社では2006年度に社員537人が6週間のPaid Sabbaticalを取ったそうです。この制度は6年ごとに申請できるそうで、なんともうらやましい環境ですが、私が注目したのは社員の50%が女性、また43%がマイノリティそしてvoluntary turnover 率が6%と低いという事実です。つまり他社にくらべ、女性社員の割合が高くまた退職者が少ないということはそれだけ女性にとって働きやすい職場であろうということです。

女性にとって働きやすい職場とはどういう職場でしょうか。このTOP100社のデータを詳しくみてみると
1) 100社のうちの32社がデイケアセンターを会社内に持っている
2) 100社のうちの 82社が勤務時間の最低20%を自宅勤務もしくはtelecommute
で対応することを許可している.
3)Top 10 の会社では社員が仕事とプライベートライフのバランスを取ることを会社が奨励していると感じている
4) 100社のうち22社がfull paid sabbaticalを取り入れている


また、このTop 100社の中のあるコンサルティング会社などは、社員が毎週60時間をオーバーして働いていることがわかると「Red Zone」にカテゴリーされ、“Career Mentor”と呼ばれる先輩社員からのアドバイスを受けるそうです。つまり長時間労働が決して有効な仕事の結果には繋がらないと考えられ、仕事とプライベートライフのバランスをとることが大切と教えられているのです。

こうしたように、よりよい働く環境作りというものがいかに社員の勤務意欲を高め、また仕事への定着率を高めることに大きく寄与し、会社の実績を伸ばす事にも繋がってきているかということがわかるかと思います。

(続きは来月へ)


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働きやすい職場とは #2

この記事はスポーツJ 5月11日号の”BIZ X BIZ" に掲載されました。

先月は2007年の Fortune Magazineによる「100 Best Companies to work for」を紹介しました。このレポートの中で私が注目したのは“Turn Over Rate” つまり自主退社率の低い会社についてです。転職が当たり前になっているアメリカの中でこれらの会社の社員が辞めないのはなぜでしょう、データを詳しくみてみますと、

サンディエゴに本社がありベイエリアにもオフィスのあるQualcommと言う会社では昨年のTURN OVER RATE が1%でした。
この会社では社員であれば誰でもアイデアがあればそのコンセプトをオンラインネットワークを通して会社に直接提出することができるそうです。自分の上司を介してではなく、直に 提出できると言うことが、社員にとってみれば誰にでも均等に機会が与えられたというということで、これは社員のモチベーションを高めることに繋がります。それ以外に特筆すべきことは会社の保険負担分は100%、JOB SAHRINGを許可している、等々です。

2番目に TURNOVER RATE の低かった会社は Procter & Gamble社でした。この会社ではエクゼクティブのブログを通して、また匿名でのホットラインを通して、社員が自分の意見を会社に伝えることができ、またCEO自らがオンラインを使って社員からの質問に答えるというような活動を行っています。これらの努力が全米社員数34000人を抱える会社でありながら社員がトップと繋がっている、自分たち社員はケアされていると感じているのです。またこの会社で特筆したいのは社員のプロフェッショナルトレーニングに一年うちの68時間を費やしているということです。

もう一社、同じくTURNOVER RATEが2%と低かっのが S.C. Johnson & Son社です。この会社では
自宅が職場から25マイル以上離れている社員にはホテル代を支給し、また年俸が6万ドル以下の社員には社の持つデイケアセンターのフィーをディスカウントする等の優遇制度を持っています。そのほかには 社員のプロフェッショナルトレーニングに一年うちの50時間を費やしています。

これらのTURN OVER RATEの低い会社に共通する点としては、会社が社員のモチベーションを高める様々な努力をしている、プロフェッショナルトレーニングに時間を割き、社員が働きながらスキルアップができる環境を整えている、会社のトップ自らが社員との距離を縮める努力をしている、いいかえれば社員が今なにを考えているかを理解し、それらをよりよい職場環境作りに役立てる努力をしているということです。

(また来月に続きます)



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働きやすい職場とは #3

この記事はスポーツJ 6月8日号 ”BIZ x BIZ" に掲載されました。


会社が提供するベネフィットについて

TUITION REIMBURSEMENT PROGRAMを取り入れている会社も多いと思いますが今回はこのベネフィットについてお話したいと思います。

これは社員が自分のスキルアップのため、コミュニティカレッジ、大学等でクラスを取り、そのクラスにかかった授業料、また本代等を会社がreimburse(払い戻し)する制度です。

大半の会社の場合はこのプログラムにいろいろな制限をつけているようです。

1.履修するクラスの内容が現在の仕事に関わりのあるものでなければならない。
2.もしくは社員の社内での将来のキャリアパスに繋がっているもの。
3.クラスは現在の業務に支障のない時間に行われるものを履修すること
4.正社員のみ申し込みが可能、パートの正社員の場合、申し込みは可能だが、カバーされる金額が減額される等々です。

払い戻される金額には上限がつけられています。 年間2000ドルから6000ドルくらいが払い戻しされます。会社によっては年間1万ドルをこえる払い戻しをするところもあります。
ただし、必ず履修した科目のsemesterもしくはquarter終了後のオフィシャルな成績表を提出することを義務づけています。成績がC(パス)以上であれば払い戻しされることになりますが、会社によってはこの成績結果によって払い戻す金額に差をつけているところも見受けられます。たとえば、成績がAの場合、かかった費用の100%が払い戻しの対象となる、Bの場合は75%、Cの場合は50%、C以下の場合は0%というようなガイドラインをつけている会社もあります。

気をつけなければいけないのは、reimbursement の金額が年間$5,250まではTax Freeとなりますがそれを超えた部分は収入として見なされ、Taxable Income となります。詳しくはwww.irs.gov でEducational Expensesのページを参照してください。

会社にとってのメリットはというと
1.社員の向上心をサポートし、仕事への定着率を高める(Turn Over Rateを下げる)
2.社員のスキルアップにつながるので、会社のproductivity 向上に繋がる
などが挙げられます。

(来月に続く)
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2007年03月16日

日本でのジョブフェア

昨日、ある会社が主催するジョブフェアに参加してきました。Bilingualの方向け転職フェアです。参加する前は、英語を話す日本人の方が参加者のメインだと思っていましたが、日本語を話す外人の参加者が多いのにびっくりです。それも、皆さん流暢に日本語を話すばかりか、しっかり漢字も読み書きできます。そして参加者の多くの方が、日本での就職を望んでおられました。

今回日本に来て驚いたのは、地下鉄の構内などで見かける人材派遣/紹介会社の広告の多さです。日本だけでいったい何社あるのか!ある統計によると、派遣事業の許可・届出事業所は昨年夏の時点で約43,000事業所、登録者約227万人。
この過当競争の中で、弊社は"Bilingual"と"IT駆使"により、日本でのプレゼンスを高めていきたいと思います。

昨日のフェアでも、"IT駆使"でがんばってきました。Internet上でのMeeting SystemやiChatを使い、New YorkやCincinaty Cityにいる社長やスタッフにもインタビューに参加していただきました。皆さん、朝早くから参加ありがとうございます。そして、こんなことができてしまうITの進歩に感謝です。

JJ
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2007年03月14日

高所恐怖症 ?

Silicon Valleyは半島に位置しているので土地は限られていますが、それでも高いビルはあまりありません。通常は3階から4階くらいのビルがほとんどで、Oracleのように10階以上もあるようなビルは珍しい方です。これが、San Francisco (ベイエリアの人たちはCityと呼びます)のDowntownに行くと、高層ビルやホテルが多く建っています。

私は、日本にいたころは高層ビルなどで働いていましたが、こちらに来てからは低層階のオフィスで働くことが多かったせいか、このごろ"高所恐怖症"になってしまったような気がします。現在、出張で日本に来ていますが、昨日乗った東京モノレールの怖いこと。けっこう高いところを走っているのです。窓の外を見ると、思わず後ずさりしてしまいます。ホテルの泊る際も、以前はとにかくUpper Floorをリクエストしていましたが、このごろはLower Floorのほうが安心します。

ただ単に年をとっただけとも言われますが。

JJ
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2007年03月13日

Gas Price

価格が安定してきたかな、と思っていたガソリンの値段が、また急上昇しているようです。アメリカのガソリンはグレードによって、RegularからPremiumまで通常3種類あり、それぞれ1ガロンあたり$0.1-$0.15くらいの違いとなっています。ちなみに1ガロンは3.785411784リッターです。少し前までは、Premiumでも$3以下のところもあったのが、今では一番安いRegularでさえ、ベイエリアでは$3.1以上はしています。Premiumなんかに至っては、$3.5を超えているところもあります。
これって、ほとんど最高値なのでは?

今朝のニュースでは、原油価格は1バレル$60以下をきっており、去年の夏頃の$75を超えていたころに比べて20%は下がっているのに、ガソリンの値段はほぼ最高値に近い状態です。高い、とにかく高い。ガソリンの値段って原油価格にほぼ連動しているのではなかったのでしょうか?

一時期はRegularが$1もしなかった時もあったのに、今はその3倍以上です。
以前は、あるGas StationではクレジットカードではMax$50までしかガソリンを入れることができないように設定していたところもありましたが、現在はその設定もはずされています。
いったい、いつまでこのガソリン高騰が続くのでしょうか?
ちなみに、日本ではレギュラー1リッターあたり約120円前後らしいです。ガソリンの値段はアメリカでも日本でもほとんど格差がない状態です。

各地域のガソリンの値段は、AAAが提供しています。
http://www.aaamaps.com

JJ
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2007年03月03日

各地のGrocery Store

Bay Areaへリロケーションを考えていらっしゃる方や、"なんとなく知りたい他の地域"と思っていらっしゃる方へ、Grocery Storeの情報をお伝えしてみたいと思います。

こちらでよく見かけるところと言えば、
- Whole Foods Market: Natural & Organicものを扱っている。全米のみならず、イギリスにまである! 194店舗。
- Safeway: 全米で1,775店舗。南カリフォルニアではVons、TexusではRandallsやTom Thumなどと、場所によって名前が変わっている。どちらかというと東海岸では少ない。
- Albertsons: 以前は、Luckyと言っていた。店舗数などHomepageでは情報を得られず。
Trader Joe'sやNob Hill Foods(LAではRaley'sという名で展開)も有名です。

日系では、
- Nijiya Market: Californiaで10店舗展開。自己ブランドの米や、Organic野菜なども取り扱う。
- Mitsuwa: Californiaで7店舗、ChicagoとNew Jerseyに1店舗づつ。昔はヤオハンと言っていた。
が有名です。特に、Nijiyaはこのところ急速に店舗数を増やしています。
大概は、このようなところでシリアルやミルク、野菜、フルーツなどを買っています。他には、Costcoをはじめとして、生鮮食料品以外ならTargetやWalmartなども利用します。

さて、全米13カ所と東京に拠点を構える弊社の他の地域ではどのようなGrocery Storeがあるのでしょうか?
Californiaは車社会なのでミルクやジュースなどを大量に購入しても問題ないのですが、New Yorkなど公共交通機関の利用の多いところでは、どのような買い方をしているのでしょうか? 会社帰りとかに持ち運びできる範囲でこまめに買うのかな。New York Officeの方、教えてください。

JJ
posted by iiisv at 17:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

San Francisco とSilicon Valley

久しぶりに日本に滞在し、感心すること、ビックリすること多々ありました。
ここ一年でファッション傾向がまたまた変わり、とっても甘い、袖がフワッとしたハイウエストで切り替えのあるデザイン、スカートも増々バルーン傾向、デパートの中はもう春で品揃えも充実ホントに感心します。サンフランシスコのデパートでもこの数はない、、、そして、デパ地下、ホントに色々な食品類があり感心を通り越して感激です。

今回は、東京の拠点、平河町のオフィスにもお邪魔しました。数年ぶりの朝のラッシュに挑戦し、8:00AM頃の埼京線、女性専用車両に初めてトライしました。
凄いの一言、当たり前ですが女性しかいません!(想像して下さい)
感想は、私は背が低いので息をするのが楽でした。また機会があれば選びます。皆さんはいかがでしょう?

最後になってしまいましたが、タイトルのサンフランシスコとシリコンバレー、
知り合い、友達、親戚に私が働いているシリコンバレーオフィスの場所が、サンフランシスコから車で約30分の近さと言うと驚いていました。シリコンバレーはもっと内陸に位置してると思っていたとか、サンノゼ方面とは知ってたけど、サンフランシスコとサンノゼが車で行ける距離だと思ってなかったとか。ちょっと時間がかかるけど、この二つの町を通勤している人もいるのです。世界的な観光地、1960年代若者の聖地?となった歴史あるサンフランシスコとITで有名なシリコンバレーが隣り合わせの町というのもこの地域ならではです。
地域自慢になってしまったでしょうか?!でも、フキ、菜の花、ぜんまい、たらの芽、日本の初春はとっても美味しかったです。

猫 さと




posted by iiisv at 20:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

飲茶

ミスタードーナッツのコマーシャルで"サンフランシスコのチャイナタウンの飲茶"なんてやっていたのを覚えている人はほとんどいないかも知れませんが、ここBay Areaは、Chinese Restaurantの数も多く、ランチの時間にワゴンスタイルで出てくる飲茶(Dim Sum)をやっているお店も多いです。実は、本場中国以外では、飲茶が一番おいしく食べれる地域らしいです。
普段はPizzaやNachosばっかり食べたがる私でも、時々は飲茶を食べに行きます。今、一番のお気に入りはCupertinoのVallco Fashion Parkにはいっている"Dynasty Seafood Restaurant"。昔、香港のCity Hallで食べたDim Sumを思い出せるような雰囲気と味で、それはなかなかの美味です。

ところで飲茶は、週末のほうが平日よりも種類(特にデザート系)が多いような気がします。また、座る場所によってあたりはずれがあり、ワゴンが回ってくる道順の最後あたりの席なんかに通された時は悲惨で、食べたいものがなかなか回ってこない目にあってしまいます。テーブルを変えてください、なんてとても言えるような雰囲気ではないので、そういう時は運が悪かったな、と諦めてしまいます。飲茶で通されるテーブルは、Fortune Cookieよりもいい運勢占いになるのかも。
先日、ちょうどChinese New Yearの時に行ってしまい、とんでもなく混んでいて待たされた挙句に、通されたテーブルも運悪く、お目当てのものが食べれませんでした。
またそのうち行こう。

Dynasty Seafood Restaurant
Address: 10123 N Wolfe Rd, Cupertino, CA 95014

JJ
posted by iiisv at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

Location Location Location

Marketing Strategy上、大切な要素と良く言われるのが、Product、Price、PromotionそしてPlace。Marketingの4Pとも言われています。"もの"を売る時のみならず、ビジネスを行う上ではこの4Pを常に念頭においておく必要があります。
ここBay AreaにはAthertonという市があり、その一角にはいると、ほとんどの家にはゲートがあり、ゲートから建物までの距離も長く、かつ緑や高いフェンスで敷地が囲まれていて、建物すら見えないところも多いです。プールは当然のこと、驚くことに敷地内に200ヤードはあるようなゴルフのホールまである家もあるそうです。狭いPeninsulaの中にあって、この市は本当に特別。超お金持ちが住んでいる市なのです。
当然のこと、この市の近辺には高級スポーツカーのDealerたちがショールームを構えています。これもMarketingの4Pのひとつ、Place戦略なのでしょう。

実は弊社もLocationを良く考えてオフィスを構えています。
ニューヨーク本社は5番街にあり、人材のビジネスを行ううえで、しっかりビジネスを行っていますというイメージを社会にコミットし、定着させる上では最高の場所です。第一回目のブログでも紹介されていますように、ここSilicon ValleyオフィスはFoster CityとSan Mateoの境界あたりにあります。San FranciscoとSan Joseのほぼ中間くらいに位置し、どちらからもアクセスがしやすい場所です。また、Freeway101と92のちょうど交差するあたりなので、両方のFreewayを使うことができ、かつEast Bayからのアクセスも楽です。
ただ、一つだけ申し訳ないことに、公共の交通機関を使って来社される方には少し大変かもしれません。その時は、CaltrainをHillsdaleで降りられて、SamTransというBusの251番でEdgewater/Hillsdaleまで来ていただければ、そこから徒歩5分くらいです。
ご参考までに時刻表です。
Caltrain: http://www.caltrain.com/timetable.html
Bus: http://www.samtrans.com/pdf/Schedules/Route_251_12_18_05.pdf

JJ
posted by iiisv at 16:33| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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