先月は2007年の Fortune Magazineによる「100 Best Companies to work for」を紹介しました。このレポートの中で私が注目したのは“Turn Over Rate” つまり自主退社率の低い会社についてです。転職が当たり前になっているアメリカの中でこれらの会社の社員が辞めないのはなぜでしょう、データを詳しくみてみますと、
サンディエゴに本社がありベイエリアにもオフィスのあるQualcommと言う会社では昨年のTURN OVER RATE が1%でした。
この会社では社員であれば誰でもアイデアがあればそのコンセプトをオンラインネットワークを通して会社に直接提出することができるそうです。自分の上司を介してではなく、直に 提出できると言うことが、社員にとってみれば誰にでも均等に機会が与えられたというということで、これは社員のモチベーションを高めることに繋がります。それ以外に特筆すべきことは会社の保険負担分は100%、JOB SAHRINGを許可している、等々です。
2番目に TURNOVER RATE の低かった会社は Procter & Gamble社でした。この会社ではエクゼクティブのブログを通して、また匿名でのホットラインを通して、社員が自分の意見を会社に伝えることができ、またCEO自らがオンラインを使って社員からの質問に答えるというような活動を行っています。これらの努力が全米社員数34000人を抱える会社でありながら社員がトップと繋がっている、自分たち社員はケアされていると感じているのです。またこの会社で特筆したいのは社員のプロフェッショナルトレーニングに一年うちの68時間を費やしているということです。
もう一社、同じくTURNOVER RATEが2%と低かっのが S.C. Johnson & Son社です。この会社では
自宅が職場から25マイル以上離れている社員にはホテル代を支給し、また年俸が6万ドル以下の社員には社の持つデイケアセンターのフィーをディスカウントする等の優遇制度を持っています。そのほかには 社員のプロフェッショナルトレーニングに一年うちの50時間を費やしています。
これらのTURN OVER RATEの低い会社に共通する点としては、会社が社員のモチベーションを高める様々な努力をしている、プロフェッショナルトレーニングに時間を割き、社員が働きながらスキルアップができる環境を整えている、会社のトップ自らが社員との距離を縮める努力をしている、いいかえれば社員が今なにを考えているかを理解し、それらをよりよい職場環境作りに役立てる努力をしているということです。
(また来月に続きます)
よ
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